メダカ保護活動への協力お願い
生き物を保護するということは、家庭で大切に飼うことではありません。

生き物が今生きている場所で生き続けられるよう人間が考えて手助けすることです。
栃木県内のメダカ生息地は約30箇所弱です。平成5年の調査結果では約80箇所でしたので、約40%弱に減ってしまっています。 これ以上生息地を失うことがないよう私たちは努力しなければなりません。
私たちが出来ることを下記に列記しますので、御協力下さい。

(1) ホームセンター等で売っている「メダカ」は産地が不明ですので絶対に放流をしないで下さい(生息地毎に遺伝子が微妙に違うため、遺伝子の混乱をきたします)
(2) 県内及び県外の生息地より別な生息地への移動も行わないで下さい。(理由 自然界での地域個体群の歴史は数十万年以上かかってできあがったもので、地域の条件に適応した遺伝的なまとまりを持っている。)
(3) 新聞等でメダカ配布情報等が載る場合がありますが、上記1,2の理由により希望しないで下さい。
(4) 生息地を発見した場合やメダカ保護に関する質問や相談は「メダカ里親の会」へご連絡下さい。