平成22年度 田んぼの学校活動報告

第3回田んぼの学校開催報告
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夏真盛りの日曜日11家族34名(非会員9名を含む)及びメダカの会員4名、そして指導者の県立博物館の柏村先生が、鬼怒川左岸(渡河道路橋下)に10時に集合しての化石堀り体験です。
柏村先生から、ここの岩は約1200万年前の海底泥「植物性プランクトン(主に珪藻類)」だそうです。その中にいた貝や死んだ魚の鱗、木や葉などが石の中に埋もれています。そんな岩が川の縁や底に露出しています。そこを、ハンマーとたがねで掘って見つけました。

探し方を教わります なかなか見つからない
宇大の先生2人も
専門外は初心者です
大阪からの飛び入り参加者も
柏村先生の講義 採れた化石をクリーニング
沢山の種類が採れたよ
(宇津木さん)
おかあさんはお疲れ気味
(菱沼さん)
ぼくも採れたよ(東さん) オオツキガイモドキ(一番多い)
魚の鱗です(5mm位) 葉・草の茎・貝・鱗です

参加者全員

大昔の生きもの調査は意外と近いところで体験できました。大部分の親子は初めての体験でしたが柏村先生の丁寧な指導で、全員が化石を見つけられたようです。
1,000万年以上も昔といってもピンと来ませんが、地球の歴史からではものすごく新しいとのこと。 夏真盛りの鬼怒川での体験は多分子供達の心の中に残ると思います。
来年は初心者コースから中級コースにチャレンジして見ませんか。 子供達の感想で1番は河原で食べたスイカだそうです。来年はバーベキューかな。(中茎記)