田んぼの学校活動報告
平成15年6月28日
ライン
平成15年第2回メダカの学校開校風景

第2回目の「メダカの学校」はフィールドを南那須方面に求めて開校しました。
梅雨の季節まっただ中雨を心配しましたが、てるてる坊主のおかげで午後より晴れ間も見えた
絶好の観察日和となり、18組62名の生徒さんと24名の会員及び家族計86名が参加しました。
南那須町では世界最小の「ハッチョウトンボ」を見たり、里山やため池を散策して、
珍しい蝶やトンボを観察しました。その後烏山町の大木須オオムラサキ公園で
「オオムラサキ」の観察と放蝶会に参加、夜は「ゲンジボタル」や「ヘイケボタル」の観察会と
地元の方々手作りの「カレーライス」や「真竹の蒸し焼き」などもごちそうになり、
楽しい一日を過ごしました。

ハッチョウトンボ見つけたよ
(先生は塩山氏と宮本氏)
ハッチョウトンボ雄です
ハッチョウトンボ雌です 私たちも見つけた


この湿地は偶然できたもので、ハッチョウトンボやホソミオツネントンボ、
ハラビロトンボ、アジアイトトンボなどのイトトンボ類やコウイムシなどの
湿地の昆虫が沢山います。


里山を歩いてノイチゴを食べました オオヒカゲという蝶を見たよ
美しい「オゼイトトンボ」観察 オゼイトトンボです
ホトケドジョウも見た 遠くで見られた「ミドリシジミ」


この里山「猿久保溜下流域」の水田地帯は県内でも珍しい生き物や植物の宝庫です。
特に絶滅危惧種の「ホトケドジョウ」や数少ない「オオヒカゲ」又、
ハンノキ林にしかいない「ミドリシジミ」、
トンボでは「ムカシヤンマ」や「オゼイトトンボ」などが見られます。


オオムラサキ公園で
オオムラサキ幼虫触ったよ 皆で観察
オオムラサキの放蝶です 僕たちもオオムラサキ
夜のホタル観察 会員も楽しんで


大木須の皆さん達と共に

オオムラサキ(左雌・右雄)です